貫策星が表出するのは、
日干が同じ十干があるときです。
たとえば、日干が甲(木性の陽)なら、甲(木性の陽)があるということですね。
貫策星は、独立・自我の星です。
宿命に自分と同じ干があるのですから、自我心が強いです。
自分を自分で守りたいという守備本能の星ですから、
他人の力を借りたりすることはしません。
独立心が強く、マイペースですね。
人生の長距離選手といわれるほど、こつこつと自分の決めた道を
頑なに守り努力する人です。
忍耐力・意思は強いですが、反面融通が利かないので、
集団の中で生きるよりは、個人で活動できる環境のほうがよいでしょう。
職人気質ともいえます。
また、途中で方向転換することが苦手なので、
物事の出発点が大事ですね。
陰転すると、単なるわがままな自己中心的な人となります。
また、人の忠告に反発し、自分と合わない人とはつきあわないなど、
人とのかかわりができなくなります。
《貫策星を持つ子供の育てかたのポイント》
どんなに時間がかかっても、やろうとしていることは一人でやらせましょう。
そして、親のペースで測らない。「早くしなさい」と急がしたりしないことです。
自分の要求が何でも聞き入れられる環境では、わがままになるので、
その点注意は必要ですね。
貫策星は独立の星ですが、孤立とは違います。
燃焼していれば、集団の中にあっても自分の位置をしっかり理解し、
その中ですべき役割を果たしていくんですね。
また、頑固といっても人の言うことを聞かない頑なさではありません。
内面に培われる自信が、ゆるぎない意思・行動となり、
他人とは柔軟につきあっていけるのです。
ようやく、星の陰転・陽転が済みました。
はぁ。。。長かった。更新スピードが遅くてすみません(笑)